肌断食を始めたいけど何からやれば良いんだろう?
肌断食をやりたいけど、失敗して肌が悪くなったりしないか不安だな
肌断食をやってるけど、肌が一向に良くならない・・・やり方が間違ってるのかな?
肌断食を始めようと思っても何から始めればよいか迷いますよね?
すでに肌断食を始めていらっしゃる方でこのページを読んで下さっている方は、「肌断食を始めたけど肌が全然良くならない、肌トラブルが一向に良くならない」などのお悩みを抱えているのでははないでしょうか?
今回は、肌断食歴3年&看護師の私が肌断食のやり方をどこよりも詳しく説明していきます!
肌断食初心者の方は、肌断食の失敗を防げる正しいやり方を学べます!
肌断食実践中で肌トラブルにお悩みの方は、このページのやり方を取り入れると肌状態が一気に良くなる可能性が高いです!
肌断食初心者の方もすでに行っている方も、是非チェックしてみて下さい!
肌断食のやり方
肌断食のやり方は、肌断食の種類によって変わります。肌断食には、プチ肌断食(夜だけ肌断食など)と本格的な肌断食(宇津木式肌断食)と大きく分けて2種類あります。
プチ肌断食
プチ肌断食は、今まで使っていたスキンケア用品のアイテムを最小限に減らしたりメイク用品も石鹸で落とせるタイプのものだけにします。
スキンケアのアイテムを減らす
スキンケア用品を何種類も使っていると、肌への負担が大きくなり、肌本来のバリア機能を弱めてしまう原因となります。使用するアイテムを減らし、最低限のシンプルなスキンケアに変えてみましょう。
スキンケアは保湿だけを目的として、成分のシンプルな化粧水と白色ワセリンだけにするのがおすすめです。
石鹸で落とせるメイク用品を選ぶ
クレンジングをすると肌への摩擦がかかり負担が大きくなりがちです。また、肌にとって必要な皮脂を落とし過ぎてしまう恐れもあります。
クレンジングを使用せずに済むように、日焼け止めやメイク用品は石鹸で落とせるものだけにします。ファンデーションを選ぶ際は、リキッドよりパウダータイプの方が肌負担も少なく落ちやすいのでおすすめです。
本格的な肌断食(宇津木式肌断食)のやり方
- ①クレンジング剤・洗顔料・メイク用品の使用を完全に断つ。化粧水や乳液などのいわゆる基礎化粧品の使用もやめる。
- ②洗顔は、「水洗顔」が「石鹸洗顔」を行う。
基本、水洗顔(ぬるい水洗顔)を行う。皮脂や汗が多い時・角質が溜まりすぎてるときは、石鹸洗顔を行う
- ③肌が乾燥している時は、白色ワセリンを使用する。
白色ワセリンを米粒~小豆一粒くらい両手の手のひらに広げ乾燥している箇所に押し付けする
- ④日焼け止めは基本使わず、日傘や帽子などで紫外線対策をおこなう。
日焼け止めを使うときは、紫外線吸収剤を含まない石鹸かお湯で落ちる日焼け止めを使う
- ⑤肌断食中にメイクをする場合、下地に白色ワセリンを使う&石けんで落ちる商品を使う。
洗顔は、基本ぬるい温度の水(30~34度)を使って「水洗顔」のみ行います。皮脂が多い時などは、石鹸洗顔を行います。使用する石鹸は、「純石鹸」と呼ばれる成分が石鹸素地だけのものを使用します。
肌の乾燥が気になるときは、保湿剤として白色ワセリンを塗布します。ワセリンは白色ワセリンなど純度の高いものを使います。よくある黄色いワセリンは、不純物の含有量が多いのでおすすめできません。
ここからは、私も行っている本格的な肌断食(宇津木式肌断食)のやり方についてさらに詳しくお話ししていきます!
洗顔
- 純石鹸(成分が石けん色素のみでできている石けん)
- 洗顔ネット
肌断食の洗顔方法は、「水洗顔」と「石鹸洗顔」の2つがあります。
水洗顔は、肌質が普通~乾燥肌の方&メイクをしない日に行います。
純石鹸洗顔は、肌質がもともとオイリー肌の方・メイクをしている時・汗をたくさんかいた日&皮脂量が多くて肌がべたつくなと感じるときに行います。
水洗顔のやり方
- ①【超重要!】水温を30~34度に設定する
水温設定は肌断食を成功させるためにかなり重要!!水温が高すぎると皮脂を取りすぎてしまい肌が乾燥してしまうので30~34度以下のぬるい水を使う
- ②両手で洗面器をつくり水をため、顔を入れる
- ③手のひらが顔に密着するようにして「密着させる⇔離す」を繰り返す
普通肌~乾燥肌は3~5回くらい
脂性肌や皮脂が多く出た日は5~10回程度 - ④【超重要!】肌の状態によって「撫で洗い」も行う
撫で洗いが必要な肌状態なのに撫で洗いをしないと角質や皮脂が溜まりすぎて肌に炎症が起きかゆみや赤みを引き起こしやすくなってしまう。
手のひらや指の腹を使って皮膚が引っ張られない程度の力で肌をなでて洗う。
(撫で洗いを行う時)
角栓が溜まりすぎている時
白ニキビが大量にできている時
べたつきが多い時
汗をたくさんかいた時 - ⑤【重要】タオル(中性洗剤&柔軟剤で洗っていない)かペーパーで顔をふく
タオルに残った中性洗剤(アタックなど)や柔軟剤の成分が肌に付き、肌トラブルを引き起こす・引き起こしている可能性がある。純石鹸洗濯洗剤で洗ったタオルを使うのがおすすめ
記事の最後に、実際に使って良かった「おすすめの純石鹸の洗濯洗剤」を載せています!
さらに詳しい水洗顔のやり方については、こちらの記事をご参照下さい。
純石鹸洗顔のやり方
- ①ポイントメイクを落とす
ポイントメイクは水を含めた綿棒を転がしながらとる
口紅はティッシュでおとす - ②純石鹸を泡立てる
スポンジ・洗顔ネットなどで泡立てる
一回の洗顔で必要な泡は、ピンポン玉くらい - ③泡立てた石けんで「押し洗い」「うぶ毛洗い」を行う
「押し洗い」
➡頬・額などの大きな部分。泡をつけた手のひらを肌に押し付ける⇔離すを繰り返す
「うぶ毛洗い」
➡目の周り・小鼻の横・顎の先など。指先に泡を取って、産毛の先端をなでるように泡をのばしながら洗う - ④手のひらで洗面器を作り中にたまった水に顔をつけたり離したりしてすすぐ
すすぎは10回程度行う
- ⑤タオル(できれば中性洗剤&柔軟剤で洗っていないもの)かペーパーで顔をふく
記事の最後に、実際に使って良かった「最後まで清潔に使える純石鹸」を載せています!
さらに詳しい肌断食の洗顔方法については、こちらの記事をご覧ください。
ワセリンの選び方・使い方
- 白色ワセリン
- ①【超重要!】白色ワセリンを準備する
ワセリンには、黄色ワセリンと白色ワセリンがあるが、この二つの違いは「純度」。不純物が少ない・純度が高いワセリンは白色ワセリン。肌断食で使うのは白色ワセリン - ②【超重要!】お米粒~小豆粒くらい(顔全体の場合)の白色ワセリンを両手の手のひらに広げる
ワセリンの量が多いと毛穴を塞ぎ、ニキビの原因になります - ③乾燥が気になる部分に手のひらを押し付けする
肌断食中に白色ワセリンを使ったほうがいい肌の状態は、以下の3つに当てはまる時です!
- 肌が粉をふき、毛羽立つような時
- 肌がチクチク痛い・かゆい時、傷がある時
- 肌がバリバリしていて、皮膚を柔らかくしたい時
3つのポイントに当てはまらない場合、肌断食中に白色ワセリンを使う必要はありません。洗顔後、タオルで顔を拭いておしまいです!
記事の最後に、実際に使って良かった「べたつかない・肌に優しい白色ワセリン」を載せています!
ワセリンの種類の違いについて、肌断食で使用するワセリンの選び方のポイントについてこちらの記事にさらに詳しくまとめています。
紫外線対策 日焼け止め
- 基本、日焼け止めを使わない。日傘や帽子で紫外線対策を行う
- 日焼け止めは、紫外線吸収剤を含まない&石鹸かお湯で落ちる商品を使う
日焼け止めも肌への負担があるので、極力使わず帽子や日傘などで物理的に防ぐのをメインにするのが理想的です。日焼け止めを使うときは、連続して15分以上外に出るときです。
日焼け止めを使用する時は、紫外線吸収剤不使用&石けんか水洗顔で落ちる日焼け止めを使います。
記事の最後に、実際に使って良かった「水洗顔で落ちる&白浮きべたつきゼロの日焼け止め」「100%遮光マスク」を載せています!
肌断食中におすすめの水洗顔で落ちる日焼け止め・石鹸洗顔で落ちる日焼け止め、100パーセント遮光の日傘・帽子・マスクはこちらの記事にさらに詳しまとめています。
メイク方法・メイク商品の選び方
- ①下地に白色ワセリンを使う
下地に白色ワセリンを使うことで直接肌にメイクが付くのを防ぎ、肌負担を防げます。また、パウダリーファンデーションの肌への密着が良くなります。
- ②ベースメイクは、配合成分が少ないパウダリーファンデーションを使いパフでつける。
配合成分が少ないパウダリーファンデのほうが肌負担が少ないです。また、ブラシや筆でファンデーションをつけるより、パフでポンポンとつけるほうが肌への負担が少なく済みます。
- ③ポイントメイクは、水洗顔・石鹸洗顔で落ちるものを使う
「肌断食中に使いたい石けんで落ちるおすすめのメイク商品」はこちらの記事にさらに詳しくまとめています。
肌断食のやり方Q&A
- Q肌断食をやる期間はどのくらいやればいいの?どのくらいの期間やっていいもの?
- A
肌断食をやる期間に決まりはありません。3日間行う人もいれば、10年以上行っている人もいます。肌断食を始めてみてシンプルなスキンケアが心地よければずっと続けて問題ないです
- Q年齢で肌断食のやり方は変わる?
- A
年齢によって肌断食のやり方は変わりません。10代でも50代でも基本的なやり方は同じです。
- Q女性 ・男性で肌断食のやり方は変わる?
- A
性別によって肌断食のやり方に違いはありません。
ただし、性別で肌質の違いがあるので(例えば、女性より男性の方が皮脂の分泌量が2~3倍と多い)「性別での肌質の違い+自分の元の肌質+その日の肌の状態」によって、洗顔時のすすぎの回数やワセリンの使用の有無を適宜変えていく必要があります。
- Q肌断食をやめたほうが良い人・良い時ってありますか?
- A
肌断食を始めて耐えられないほどのかゆみなどの症状が出た場合は、一旦肌断食を中止しましょう。皮膚科を受診して症状を治してから再度チャレンジしましょう。
肌断食を推奨&やり方を教えてくれるクリニックで見てもらえるとその時の自分の肌に合った肌断食のやり方を教えてもらえるのでおすすめです。
【肌断食初心者の方へ】肌断食に失敗しないために大切なこと
肌断食をこれから始めようと思っている肌断食初心者の方は、肌断食の本を読んでから始めるのをおすすめします。
自己流で始めるよりも肌断食についての基本的な知識を学んでから取り組むほうが肌断食で起こりやすい肌トラブルへの対処法が身に付くため失敗を防げます!
私自身、肌断食の知識をきちんと身に付けず自己流で始めて、肌の状態が悪化してしまい肌断食を中断した経験があります。
肌断食に失敗した後、肌断食の本を何冊も読み肌の知識と肌断食中のトラブル対処法を身に着けました。その後、肌断食に再度チャレンジし肌トラブルのない健康的な肌になることができました。
私のように肌断食を自己流で始めて肌の状態を悪化させてしまうことを起こさないためにも、本で知識やトラブルに対しての対処法を学んでから肌断食を始めることを強くお勧めします!!
記事の最後に、実際に読んでかなり勉強になった肌断食の本をご紹介しています!
【実際に使って良かった】肌断食に必要なおすすめアイテムを厳選紹介
純石鹸
「シャボン玉せっけん 洗顔石けんパウダータイプ」の一番のおすすめポイントは、最後まで清潔に使うことができることです!
固形の純石鹸だと使用後濡れたまま保存することになり清潔にに保管することが難しいですが、パウダータイプの純石鹸は、使うときに使う分だけ手に取ることができ使用しない分は清潔に保管できます。
旅行の時など、持ち運びにも便利な純石鹸なのでとてもおすすの純石鹸です。
白色ワセリン
「サンホワイトシルキー」のおすすめポイントは4つあります。
- 白色ワセリンの中で不純物が一番少ない&肌に最も優しい。
- 独自の技術によりワセリン特有のべたベタした使用感を解消!さらさらしたした使い心地。使い心地はさらさらでも保護力・保湿力はほかの白色ワセリンに劣らない。
- 「エアレスプッシュ式ボトル」という特殊な容器のため、外部の空気に触れることがなく劣化(=酸化)しづらい&雑菌の混入を防げる。最後まで清潔に使うことができる。
- プッシュ式の容器なので使いやすい
持ち運びも便利だし、なんといってもべたつかないのにしっかり肌を保護してくれるので最高のアイテムです!
日焼け止め
肌断食推奨クリニックに診察に行ったときに先生に直接教えてもらった「ぬるま水洗顔で落ちる日焼け止め」です。
2年以上実際に使っていますが、塗った直後も全く白浮きしないし、べたつかないし、テカることもありません!ぬるい水洗顔でちゃんと落ちます。
水洗顔で落ちる日焼け止めの商品はまだなかなかないですが、こちらの商品は使用感も含めておすすめできる日焼け止めです。
帽子・マスク・日傘
芦屋ロサブランの日傘・マスク(フェイスガード)・帽子がおすすめです!
特に、100パーセント遮光マスク(フェイスガード)がおすすめです!顔を覆う布の面積が大きいのでシミができやすい頬骨の所までしっかりガードしてくれます。
洗濯洗剤
「シャボン玉石けん 無添加シャボンスノール」は、純石鹸でできた洗濯石けんです。実際に毎日使用していますが、柔軟剤を使用しなくてもこの洗濯石鹸だけで洗濯物がふわふわに仕上がります。
中性洗剤や柔軟剤の成分が洗濯ものに残る心配がないのでタオルも安心して肌に使用できます。
肌断食の本
肌断食推奨医師でありご自身も肌断食を行っている先生方の本です。
肌断食をこれから始める方、自己流で肌断食を始めたけど肌の調子が一向に良くならない方におすすめしたい本です。肌の基礎知識・肌断食の基本的なやり方・肌断食中に起こりやすいトラブル対処法などが学べます。