こんにちは!
肌断食歴一年以上のやまちあです
今回は、肌断食中に使うアイテムの1つである「石鹸」についてのお話しをします。
・いろいろな種類がある中でなぜ純石鹸を使うべきなのか
・おすすめの純石鹸
・洗顔後の肌の乾燥・つっぱり感(石けんカス)の対処法
などについてどこよりも詳しく&分かりやすくお話しします。
【肌断食をもっと知りたい&知らない方向けの記事はこちら】
肌断食で使うべき石けんについて知ろう!
肌断食で使用するべき石けんは、「純石けん」です。
なぜ純石鹸を使用すべきかというと、洗顔料の中で肌への毒性が一番少なく、肌にとって負担が少ないからです。
「肌断食」を提唱している宇津木龍一医師も自身の著書の中で、メイクをした際の洗顔には純石鹸を使用することを勧めています。
↓肌断食を提唱している宇津木医師の著書
純石鹸を使うべき理由をさらに詳しくお話しするために「洗顔料」についてお話しする必要があるため図を使って説明します。
(洗顔料分類の図)
上の図から分かる通り、洗顔料は大きく分類すると「天然の界面活性剤」と「合成界面活性剤」に分けられます。
界面活性剤とは、汚れを落とす洗浄の働きをする物質をまとめた呼び名です。
天然界面活性剤は「石けん」のことをさし、さらに石けんは純石けんと添加物入り石けん(※)に分けられます。
※添加物とは防腐剤・色素・香料などを指します。
天然界面活性剤である石けんは、合成界面活性剤の洗顔料に比べて以下の特徴があります。
・洗い流しやすく皮膚に残りにくい
・皮膚から体の中に毒性の強い成分が吸収されにくい
また、純石けんは添加物が入り石けんと比べると添加物が入っていない分肌への刺激が少ないです。
洗い流しやすく皮膚に残りにくい、皮膚から体の中に毒性の強い成分が吸収されにくい、添加物がないため肌への刺激が少ないという3つの点から、純石けんは洗顔料の中で一番毒性が少なく肌にとって負担がかからないものだと言えます。
肌への負担を少なくするために洗顔で使うべき石けんは「純石けん」です。
純石けんとは?
純石けんとは、商品の成分が「石けん素地」「石けん素地、水」「カリ石ケン素地」のみでできている石けんをいいます。
「石ケン素地」とは、粉・固形石けんの洗浄成分です。油脂と苛性ソーダを反応させて作ります。石けん素地は主に「脂肪酸ナトリウム」でできています。
「カリ石ケン素地」とは、液体石けんの洗浄成分です。油脂と苛性カリを反応させて作ります。カリ石けん素地は主に、「脂肪酸カリウム」でできています。
純石けんの特徴は、このページ上部「肌断食で使うべき石けんについて知ろう!」でお話した通り、他の洗顔料に比べて毒性が少ないことです。
皮膚に残りにくい&体に強い害となる成分が吸収されにくいので他の洗顔剤に比べて肌にとって負担が少ないです。
正しい石鹸洗顔の方法
石けんを使用した正しい洗顔方法については、「肌断食のやり方・方法で大切なこと|肌断食実践者が詳しく解説!」にまとめています。
肌に負担の少ない純石鹸を使っても、洗い方が正しくないと肌に負担をかけてしまします。
肌断食がうまくいかない原因の一つとして、間違った洗顔方法が考えられます。
もし、肌断食がうまくいかないことに悩んでいる場合は自分の洗顔方法は肌に負担をかけていないか一度見直してみることをおすすめします。
私は、洗顔方法を見直したことで肌断食を成功させることができました。
※肌断食の洗顔方法についてまとめた記事はこちらです。
あなたに合う純石けんがきっと見つかる!タイプ・シーン別おすすめの純石けん
おすすめの純石けんをご紹介します。あなたにピッタリの純石けんがきっと見つかります。
・肌断食初心者の方
・洗顔後のツッパリ、肌の乾燥にお悩みの方
・泡立てるのが苦手、面倒な方
・固形も泡タイプどちらの純石鹸も合わなかった方
・旅行やお泊りの時に便利!小分けタイプの純石鹸
タイプ・シーンに分けてひとつずつ紹介していきます。
肌断食初心者の方
肌断食を始めた時ってどの純石けんを使えばいいか迷いますよね。
そんな肌断食初心者の方にはシャボン玉石けんの「シャボン玉浴用」がおすすめです!
肌断食中の方のブログでもおすすめの石鹸としてよく紹介されている石けんです。
肌断食を一年以上やっている私も一番おすすめしたい純石けんです。
私は、肌断食一年間の中で様々な純石けんを試しに使っています。
数ある純せっけんの中で「シャボン玉浴用」が一番洗いあがりがしっとり&ツッパリ感が少ないと感じています。
肌断食初期は肌の乾燥やつっぱり感が強く出てしまいます。そのため、肌断食初心者の方には洗顔後もしっとりする&ツッパリ感が少ない「シャボン玉浴用」がおすすめです。
洗顔後のツッパリ・肌の乾燥にお悩みの方
洗顔後のツッパリ・肌の乾燥にお悩みの方は、ケン化法で製造されている純石けんがおすすめです。
なぜ、ケン化法で作られた純石けんが良いかというと、ケン化法で作られた石けんにはグリセリンという保湿成分が残るため肌の洗い上がりがしっとりして、ツッパリ感が少なくなるからです。
(石けんの製造方法の種類)
出典:シャボン玉石けん
上の表から分かるように、ケン化法には天然の保湿成分のグリセリンが含まれます。
グリセリンって添加物とは違うの?
添加物とは主に防腐剤・色素・香料などのことを言います。グリセリンは添加物ではありません。
肌の乾燥や洗顔後のツッパリ感にお悩みの方は、保湿成分が残るケン化法で製造されている石けんを使うことをおすすめします。
泡立てるのが苦手・面倒な方
洗顔ネットで泡立てる必要がないので、固形石鹸を泡立てるのが苦手な方やちょっとめんどくさいなと感じる方におすすめです。
固形・泡タイプどちらの純石鹸も合わなかった方
固形タイプも泡タイプの純石鹸もどちらも合わない方に試していただきたいパウダータイプの純石鹸です。
この純石鹸は、使用するその都度使う分だけ出して使うため衛生的に使用できるというのも大きな特徴です!
旅行やお泊りの時に便利!小分けタイプの純石鹸
旅行やお泊りの時におすすめなのが分包タイプの純石鹸です。
旅行の時に固形の純石鹸を持っていくのって面倒ですよね。荷物がかさばるし、濡れている状態で持って帰るのもめんどくさいし・・・。
一回使い切りタイプの純石鹸なので荷物にならないので旅行の時に最適です!
どうしても純石鹸が肌に合わない時はどうすればいい?
いろんな種類の純石鹸を試したけど、やっぱり私の肌には合わないみたい。
純石鹸使うと、肌がガビガビ・バリバリになるのがつらいなぁ
顔に白いカスみたいなもの(石けんカス)が付いて顔が白くなっちゃうのどうにかならないかなぁ。
こんなお悩みがある方は、軟水を使う洗顔方法を試してみて下さい!
軟水を純石鹸洗顔に使用すると、肌のツッパリ感や石けんカスが解決できます。
軟水を使うと肌のツッパリ感や石けんカスの悩みが解決する方法は、このページ下記の「石けん洗顔で特に気をつけたい2つのこと」に書いていますので詳しくはそちらをご覧ください。
石けん洗顔で特に気をつけたい2つのこと
石けんを使う頻度
純石鹸を使った洗顔はできるだけ少なくしましょう。純石鹸も肌にとっては少なからず害となってしまうからです。
石けんを使わなくてもぬるま水のみの洗顔でOKな化粧品もあるので、ぬるま水洗顔のみでも落ちるメイク商品に切り替えるのもおすすめです。
※「純石鹸を使いすぎると肌にどのような影響が出るのか?」については、こちらの記事に詳しく書いています。
石けんカスを肌に残さないようにする
純石鹸洗顔をする時に特に気をつけること2つ目は、石けんカス(※)を肌に残さないようにすることです。
石けんカスが顔に残ると肌触りがざらざら・ごわごわになったり、肌がつっぱる原因となります。
石けんカスとは、石けん洗顔した後に顔に残る白いカス上のもののことです。
石鹸の主成分である「石けん素地」と水道中のミネラル分(カルシウムやマグネシウム)が反応し、白いカスとして残留したものを指します。
石けんカスを肌に残さないようするためには、軟水(※)を洗顔に使います!!
軟水を使う石けん洗顔は、石けんカスが発生しづらくなります。
「軟水」とは、水1Lあたりのカルシウムやマグネシウムの含有量(=硬度)が低いの水のことです。硬度が高い水は「硬水」といいます。
日本の軟水の基準とWHO(世界保健機関)の軟水の基準は異なります。
(日本基準) 軟水 100mg/L 未満
(WHO基準) 軟水 60mg/L 未満
軟水を使うと石けんカスができづらくなる詳しい理由は、こちらのサイトをご参照ください。
「軟水で洗顔するといい」っていうのは分かったけど、うちの水道水は軟水なのか硬水なのかわからないなぁ
日本の水道水はWHOの軟水定義(=カルシウムやマグネシウムの含有量60mg/L 未満)で見ても、軟水の地域が多いです。
しかし、下の図から分かるように地域によって水の硬度の差が大きいです。
関東の一部の地域は、WHOの軟水の定義で見ると水道水が軟水ではない地域があることがわかります。
出典:クリタック株式会社
浄水器を使ってるんだけど、「浄水した水=軟水」なのかな?
浄水器を使用していても使用している浄水器が「軟水用」でないと軟水になっていない可能性が高いです。
・浄水器を使っている=軟水 ではない
「軟水用の浄水器を使って自分で軟水をつくる」のが最適です。
抵抗がなければですが、ペットの飲み水をつくるための「軟水用浄水器」がお値段も低く使いやすいのでおすすめです。
私は実際にこの軟水器を使って石鹸洗顔をしたことがあるんですが、本当に石けんカスが出なかったので驚きました!
肌のごわごわ感やツッパリ感もほとんどありません。
肌のごわごわ感やツッパリ感を少なくするために軟水を洗顔に取りいれて石けんカスが肌に残るのを防ぎましょう。
まとめ
今回は、肌断食中に使うアイテムの1つである「石鹸」についてのお話しをしました。
記事内容のおさらいです。
・純石けんとは、商品の成分が「石けん素地」「石けん素地、水」「カリ石ケン素地」のみでできている石けん
・純石鹸も肌にとっては害となるから使う頻度をできるだけ少なくする
・石けん洗顔後の肌のごわごわ感やツッパリ感は、石けんカスが肌に残っていることが原因。石けんカスは軟水を使うと出にくくなる。