肌断食7年目|Women’s Health掲載から2年半、私の肌断食はこう変わった

経過報告
記事内に広告が含まれています。



2024年2月、ハースト婦人画報社が運営する「Women’s Health 日本版」の肌断食特集に、「肌断食ラボ」主催者・看護師として掲載していただきました。

あれから、2年半

やまちあ
やまちあ

正直に言うと、
当時の私と今の私では、肌断食のやり方がだいぶ違います

掲載していただいた頃の私は、「絶対に何もつけない」という、
かなりストイックな肌断食をしていました。

でも肌断食歴7年目になった今は、わりとゆるいです。
お化粧もするし、乾燥したら化粧水も使う。

サボるようになった、という話ではありません。
7年やって、考え方そのものが変わったという話です。

この記事では、

  • どんな記事に、どんな立場で掲載されたのか
  • そもそも私が肌断食を始めた理由
  • 掲載当時の私と、今の私で変わったこと
  • 2年半経っても変わらなかったこと(日焼け止めの話)
  • 肌断食をおすすめしない人

を、盛らずに書いていきます。

スポンサーリンク

Women’s Health日本版の肌断食特集に掲載していただきました

記事の中では、
美容皮膚科医の山口麻子先生(白金ビューティフルエイジングクリニック院長)とともに、
教えてくれた人」として、「肌断食ラボ」主催者・看護師という立場で紹介していただいています。

ここ、私にとっては本当に不思議な巡り合わせでした。

というのも、山口麻子先生は、
私が肌断食を始める前に何度も読み返した本の著者のひとりだからです。

7年前、何もわからないまま本にかじりついていた自分が、
同じ記事に載せてもらえる日が来るとは思っていませんでした。

肌断食の基本的なやり方・効果・注意点については、
医師の監修が入った本家の記事のほうが圧倒的に正確です。
まずはそちらを読んでみてください。

このブログで書くのは、そこには載っていない
じゃあ、あれから2年半経ったあなたはどうしてるの?」という話です。

スポンサーリンク

そもそも、私が肌断食を始めた理由

きっかけは、ピアスを開けに行った美容皮膚科でした

31歳の冬。
ピアスを開けるために美容皮膚科に行ったとき、
ついでに肌の悩みを相談したんです。

当時の私の肌は、こんな状態でした。

  • 赤ら顔
  • 大きなニキビがいつもできていて、治らない
  • **すぐテカる。**油が浮いてきて肌がかゆくなる。
    ひどいときは小鼻のまわりが腐った油みたいなにおいがする
  • **テカるのに乾燥する。**皮がめくれる

そうしたら先生に、こう言われました。

美容皮膚科の医師
美容皮膚科の医師

顔の赤みは化粧品が原因のことが多いよ。
お化粧をしないで、スキンケアもしないで、
何も顔につけないことが肌が良くなるコツだよ。
必要な時だけ白色ワセリンを少し塗ればいいんだ

衝撃でした。

化粧をしないなんて考えたこともなかったし、
ましてや化粧水や乳液までやめるなんて、発想すらなかった。

抵抗感がなかったのは、納得するまで読み込んだから

でも意外と、すんなり始められたんです。

なんでだろうと思い返すと、
始める前に徹底的に調べて、自分で納得したうえでスタートしたからでした。

  • 宇津木龍一医師の本
  • 山口麻子医師の本
  • 実践者である平野さんの本

この3冊を、10回以上は繰り返し読みました。

さらに看護学生時代の皮膚科の教科書を引っぱり出して読んだり、
医学図書館まで行って皮膚科の書籍を読み漁りました。

やると決めたらとことんやる。
この性格が、ここでは役に立ちました。

そして本を読むうちに、
肌以外のことにも気づいてしまったんです。

  • 「そういえば、いつからスキンケアを始めたんだっけ?」
  • 「なんでお化粧をし始めたんだっけ?」
  • 「肌に良くないと納得したのに、お化粧をしないことにこんなに不安を感じるのはなぜ?」

私はずっと、「スキンケアも化粧も、女性ならみんなするもの」と思い込んでいた。 疑問に思うことも、自分で考えることもなく、「なんとなく」始めていたんだと気づきました。

始めてすぐは、肌がボロボロになりました

きれいごとは書きません。
肌断食を始めてしばらく、肌はボロボロになっていきました。

「これが本来の私の肌なのか」と、
けっこうショックでした。

現実を受け止めたくなくて、
何度もスキンケアを再開したいと思いました。

悩んだり考えたりするのをやめて楽になりたい、
手っ取り早く自分を満たしてくれるものにすがりたい
——そんな気持ちだったと思います。

そこを越えて、
時間が経つにつれて肌の状態は良くなっていきました。

そして
「スキンケアも化粧もしないって、こんなに開放感があるのか」
と感じるようになった。

それが今につながっています。

掲載当時の私は「絶対に何もつけない」肌断食だった

ルールを守ることが、目的になっていた

Women’s Healthに載せていただいた頃の私は、まだかなり徹底していました。

  • 化粧水も乳液もつけない
  • メイクもしない
  • とにかく引き算する

当時の私にとって、**肌断食は「守るべきルール」**でした。

そして正直に書くと、
ルールを守れている自分に、ちょっと安心していた
ところもあったと思います。

2年半後の今。7年目の結論は「囚われすぎないこと」

ここからは、**「こうすべき」ではなく「私はこうしている」**という話です。

真似する前提ではなく、参考例として読んでください。

今のやり方は、こんな感じ

  • お化粧したいときはする
  • 肌が乾燥してるなと思ったら、化粧水を使う
  • お酒を飲みすぎて「今日は皮脂が出てるな」と思ったら、ぬるま湯だけじゃなく石けんで洗顔する

掲載当時の私が見たら
「え、ゆるすぎない?」って言うと思います

でもこれを「妥協」だとは思っていません。

むしろ、肌の状態を見て、
その日ごとにケアを決められるようになったこと自体が、この数年の変化だと思っています。

ルールに肌を合わせるんじゃなくて、肌に合わせてルールを変える。

順番が逆になった、という感じです。

肌はその日で変わる。だから「唯一の正解」はない

肌って、その日の睡眠・食事・ストレス・環境で普通に変わります。
昨日と今日で違う。夏と冬でも違う。

だから、
「これが唯一正しい肌断食です」というものは存在しないと私は思っています。

さらに言えば、生まれ持った肌質は人それぞれ。誰かにとって最高だったやり方が、自分にとっても最高とは限らない。

自分に合う肌断食は、自分で見つけるしかない。

7年やって、いちばん強く思っているのはこれです。

変わらなかったこと:日焼け止めは、塗っています

やり方はゆるくなりましたが、一度も変えていないことがあります。日焼け止めです。

肌断食をしている人からいちばんよく聞かれるところなので、理由を2つ書いておきます。

1つ目は、紫外線には光老化と皮膚がんのリスクがあるから。

肌断食の効果については、正直まだ検証されていない部分も多い。

でも、紫外線が肌を老化させること、皮膚がんのリスク因子であることは、
それとは比べものにならないくらい確立された話です。

リスクがはっきりしているものは、削らない。

2つ目は、肌断食を提唱している宇津木先生自身が、著書の中で
「15分以上の外出なら日焼け止めを塗るように」と書かれているから。

私は小さな子どもがいます。
15分以上外にいる日なんて、いくらでもある。
だったら塗る、という判断です。

ただし、選ぶものは工夫しています。

  • ぬるい水で落ちる日焼け止めを使う

落とすためにクレンジングを使うことになったら本末転倒なので。
ここは肌断食のスタンスと両立させるための、私なりの落としどころです。

ゆるくなることと、リスクを見ないことは別物だと思っています。

肌断食をおすすめしない人【看護師として書いておきます】

これは書いておかないと、医療者として誠実ではないと思うので書きます。

以下に当てはまる人は、自己判断で肌断食を始めないでください。

  • アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、酒さなど、皮膚疾患の診断・治療を受けている人
  • 処方された外用薬を使っている人——自己判断で中断しない
  • ニキビ(尋常性痤瘡)の治療中の人
  • 強い乾燥・かゆみ・痛み・浸出液がある人

そして、肌断食を続けている人にも共通で言えること。

痛い・かゆい・赤いは、「続行のサイン」ではなく「中断のサイン」です。

ちなみに私が肌断食を始めたのも、美容皮膚科の先生に勧められたからでした。
自己判断でいきなり突っ走るより、一度診てもらったほうが早いことは多いです。

肌断食は治療ではありません。 迷ったら皮膚科へ。
これは看護師としても、7年やってきたひとりの経験者としても、本気で言っています。

まとめ:2年半で変わったこと、変わらなかったこと

変わったこと

  • 「絶対に何もつけない」→ 肌の状態を見て、その日ごとに決める
  • ルールに肌を合わせる → 肌に合わせてルールを変える
  • 唯一の正解はない、という考え方
  • 7年やって一番思うのは、肌断食に囚われすぎないこと

変わらなかったこと

  • 日焼け止めは塗る。 リスクが確立しているものは削らない
  • 痛み・かゆみ・炎症が出たら中断

変わらなかったこと

31歳の冬、ピアスのついでに肌の悩みを相談したあの日から7年。

あのとき本を10回読み込んだ自分に、「そんなに気合い入れなくても大丈夫だよ」と言ってあげたい気もします。でも、あの読み込みがあったから今のゆるさに納得できているのも事実です。

私にできるのは、「私はこうしてる」を等身大で見せることだけです。
そのうえで、あなたの肌にとって何が合うかは、あなたにしか決められません。

肌断食7年を通して思ったことを書いてみました。
肌断食をやってみようか迷ってる方、肌断食中で悩んできた方の何かしらのお役に立てたら
幸いです。

この記事を書いた人
やまちあ

やまちあ/看護師

31歳のとき、極度の肌荒れに悩み、美容皮膚科で肌断食を
すすめられて実践。肌悩みから解放され、現在は肌断食7年目。
「絶対に何もつけない」から「ほどほど」へ、やり方を変え
ながら続けています。

自身の実体験と看護師としての知識をもとに、ブログ
「肌断食ラボ」で発信中。Women's Health 日本版の肌断食
特集(2024年)に、美容皮膚科医とともに掲載。肌断食についてのブログ「肌断食ラボ」とYouTube「Simple Life シンプルに生きる」を運営中。

やまちあをフォローする
経過報告
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました